コーポレート

原動力は越境への好奇心。
それと少しのコンプレックス

佐々木 達朗

経営企画室 室長

Introduction

経営企画室長として、事業計画の推進を担う佐々木。経営判断を支える仕組みづくりをリードしています。経理・財務のキャリアから一転、経験が浅い経営企画領域に飛び込み、挑戦を続けるその原動力と、カオナビで働く醍醐味について聞きました。

「ここには何かがある」。直感が入社を後押し

入社前は育児の都合で1年ほどフリーランスをしていて、公認会計士とベンチャー2社での経験をもとに、複数の企業を支援。経理や財務、IPO関連など、経験の厚い領域で仕事を続けていました。しかし、外部専門家という立場では本質的な課題に深く関われない、1人でやるには手がける課題の規模が小さくなりがちで、徹底的に時間をかけないと新たなチャレンジがしづらい。これらの状況にもどかしさと限界を感じていました。「会社の大きなミッションをみんなで追っていくことが自分の原動力だ」という気付きもあり、次のステップを考えるようになりました。

カオナビに強く興味を持ったきっかけは、「“はたらく”にテクノロジーを実装し個の力から社会の仕様を変える」というパーパスでした。特に、その根底にある「人の才能を開花させ、組織をボトムアップで変えていこう」とする考え方に共感したんです。

ただ、最終的に入社を決めた最大の要因は、「ここには何かがある」という直感があったからです。堅実な資本政策をとり、赤字を最小限に抑えて上場し、安定した成長を続けている。外から見れば控えめに映るかもしれませんが、その裏にある確かな自信と一貫した姿勢を感じたんです。「この会社でどんな挑戦ができるんだろう」。そんなワクワクに身を任せ、飛び込むことを決意しました。

カオスのど真ん中で、経営と現場を橋渡し

入社したのは、「カオナビ労務」と「ヨジツティクス」がリリースが公表された丁度1週間後。従来の単一プロダクトからマルチプロダクトへの転換期であり、会社の経営管理にとっては経験したことのない成長痛を感じている時期、チームとしてもカオスの真っただ中でした。体制がまだ固まりきっていなかったので、手取り足取り業務を教わる余裕はない。なので、過去のSlack履歴をすべてさかのぼり、点と点をつなぎあわせながら業務内容をキャッチアップ。マルチプロダクト化に合わせて、経営判断の土台となる仕組みを整え、入社1カ月後には子会社に出向し、経営管理体制の立て直しを主導しました。

そして入社から4カ月後、入社当時に感じていた「何かがある」を確信に変えた出来事が。株式の非公開化に向けて動き出すことを知ったんです。「中長期的な成長を見据えて経営の自由度を高め、必要な投資をやりきる」という判断のもと、CFOとともに、事業計画のブラッシュアップやデューデリジェンス対応、新株主の元での新たな成長戦略策定に奔走。数字を通じて企業の未来を描くという重要なミッションを通じて、経営企画という仕事の醍醐味を感じました。

第二創業期ともいえる中、毎日が初めて経験することばかり。振り返る暇もないくらい全力でした。そこまで最前線で頑張れたのは、中長期的な未来を考える会社の方向性に納得感があったから。それと、越境することへの好奇心と少しのコンプレックスが自分を動かしていました。というのも、会計士時代に「会計の人にはわからないよね」と異業種の人たちからよく言われていたんです。その違いを埋めたい、相手の世界を理解したい、自分にない視点から物事を見てみたいという思いがずっとあって。新しいことへの好奇心が何よりも先立つ性格なんです。

与えられた裁量は、ベストなパフォーマンスのため

カオナビで働く醍醐味は、なんといっても一人ひとりの裁量がとにかく大きいこと。ハイブリッドワークが可能なので、アウトプットの質を最大化させたい時と、チームとの同期を進めたい時などで、状況に応じてパフォーマンスを最大化できる働き方を選べます。この自由度は、フリーランスで1人の経営者として働く感覚に近いかもしれません。一方、異なるのは、一人では挑戦できないようなスケールの課題に、仲間と共に取り組めること。非公開化のような大きな決断も、全員が同じ方向を見て、力を合わせたからこそ実現できました。高い裁量と一体感。この両立が、カオナビの面白さです。

とはいえ、与えられた裁量を無条件に享受するというわけではないです。一人ひとりが戦略的に業務を組み立てて考えて、高いレベルでアウトプットしようと努力する。そのために、ベストなパフォーマンスで働ける環境があるわけです。受け身の働き方では成果を残せない。そんな厳しさも一面としてはあると思っています。

非公開化を経て、経営企画室も新たなフェーズに入りました。これまでの数字をまとめる役割にとどまらず、組織の成長モメンタムを醸成し、事業部と連動しながら計画達成を支援する、いわば伴走者へのロールチェンジと、より丁寧なコミュニケーションが求められています。さらに、今後はM&Aにも挑戦していく予定です。グループ全体でのシナジーを生み、カオナビのさらなる成長を実現していきたいです。

私がカオナビにいる理由

挑戦を後押しする
裁量のある働き方

カオナビで働く醍醐味は、一人ひとりが裁量をもって動ける自由と、組織で大きな挑戦に臨めるダイナミズムを味わえることです。また、5年後の再上場化を見据える今、会社はめまぐるしく変化し、次々と新しいチャレンジが生まれています。その一つひとつが、自分の考え方や視座を磨いてくれます。

Profile

佐々木 達朗

経営企画室 室長

監査法人で勤務したのち、テック系企業で経理・経営企画業務・IPO準備業務に従事。その後、スタートアップでコーポレート責任者を経験。フリーランスを経て、2024年7月にカオナビへ経営企画として入社。2025年7月から経営企画室長に就任。

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